(2)機関部乗組員作業状況(乗組員アンケート) 本船の航海中および停泊中における機関部乗組員の作業を把握するために就労状況を調査した。 集計は全船54隻と500トン未満の小型船13隻にて行っている。 ・このアンケート調査では、全船の集計において、機関部乗組員は航海中・停泊中を通して79%〜86%の機関部作業に従事しており甲機両用型の色合いは少なく専業型となっている。 ・しかし、500トン以下の船舶については他部作業が増加しており機関部作業が減少している。 ・航海中では機関当直・運転・監視業務が約50%を占め保守整備業務が14〜19%となっている。保守整備作業の割合が小さいように思われる。 ・停泊中は当然保守整備作業の機会は増すが、全船、500トン以下の船舶ではそれぞれ39%、36%であり航海中と同様に保守整備作業の割合が小さいように思われる。 ・全般的に、乗組員による保守の割合は少なく、陸上に保守が委ねられるか入渠時に保守を行う傾向と思われる。 前ページ 目次へ 次ページ
|
|